ScalaのコレクションAPIを徹底解説!List・Map・Setの使い方から、foldLeft・map・filterなどの便利メソッドまで、サンプルコード付きで詳しく解説します。
Scalaの基本を学ぶ【その1】〜制御構文・クラス・オブジェクト・関数〜
Scala:2.12
Scalaには、一度作成したら変更できない(immutable)なコレクションと変更できる(mutable)通常のコレクションがある。
immutableなコレクションを使うメリット
Arrayの定義例:
val arr = Array(1, 2, 3, 4, 5)
// 型を省略せずに書くと
val arr = Array[Int](1, 2, 3, 4, 5)
ここで、[Int]
の部分は型パラメータと呼ぶ。Array
だけではどの型か分からないので、[Int]
と付けることでどの型のArray
かを指定している。(しかし、この場面では、Array
の要素型はInt
だとわかっているので、冗長な書き方)
この型パラメータは型推論を補うために、色々な箇所で出てくる。
Range
は範囲を表すオブジェクト